2020年3月25日水曜日

卓上の絵画(三度目の春)

◎展覧会情報

3月17日より個展「卓上の絵画(三度目の春)」を開催しています。「卓上の絵画」は、2017年から連続展の形式でさまざまな場所での展示や文章で作品を発表してきましたが、ひとまずの着地です。
ギャラリーの1階はすべて新作、2階はこれまでの紙片を卓上に並べながら新しい接続の方法を探りました。

作成物として、これまでに「卓上〜」に関してぼくが書いた文章、野口玲一さん(三菱一号館美術館)による論考、新作の絵、で構成される印刷物をつくり、配布しています。デザインは戸塚泰雄(nu)さん。

また、トークイベントも予定しています。昨年10月の台風19号による大雨で収蔵庫が水没した川崎市市民ミュージアムには、ぼくの作品も収蔵されています。学芸員の佐藤美子さん、市民ミュージアムで2人展をした冨井大裕さんを招いて、作品の被災から、いま生きている作家としてどのように考えることができるか、を話し合います。



卓上の絵画(三度目の春)
2020年3月17日(火)〜4月4日(土)
MA2ギャラリー
*新型コロナウィルスの影響で3月27日までの開催となりました

2017年秋にスタートした「近藤恵介の「卓上の絵画」」、美しく春夏秋冬のうちに企画をおさめようとしたが、絵はヒラヒラと飛ばされて、もう三度目の春——ひとまず足元に散らばった紙片を集めてみる。(近藤恵介)

トークイベント
あっけない絵画、だったのか?
—作品の被災から「卓上の絵画」を考える
佐藤美子(川崎市市民ミュージアム学芸員)×冨井大裕(美術家)×近藤恵介
3月28日(土)19時〜
*新型コロナウィルスの影響で中止となりました

作成物
絵と文 —「卓上の絵画」のための資料
論考:野口玲一(三菱一号館美術館)
テキスト:近藤恵介
デザイン:戸塚泰雄(nu)
*無料配布

2020年1月8日水曜日

「、譚」展 記録写真

展覧会データ:

、譚 近藤恵介・古川日出男(読み:てんたん)
会期|2019年3月22日〜4月21日
会期|LOKOギャラリー(代官山)
展覧会サイト


展示風景(撮影:柳場大)














2020年1月7日火曜日

「発生の場」展 記録写真

展覧会データ:

発生の場
会期|2018年12月7日〜12月23日
会期|佐賀大学 本庄キャンパス芸術地域デザイン学部3号館/本庄ビル/アート葉隠
公式HP

展示風景









2019年5月22日水曜日

佐賀の近代日本画

◎展覧会情報

佐賀大学美術館で5/1からはじまった展覧会「佐賀の近代日本画」に4点の作品を出品しています。「voca2019」上野の森美術館、「、譚」LOKOギャラリー、「卓上の絵画」MA2ギャラリー、のために描いたここ最近のポイントとなる作品をまとめて見せています。
佐賀における近代以降の「日本画」の流れを整理する趣旨の展覧会ですが、幕末、明治期の文人画の紹介に始まり、佐賀出身で中央で活躍した日本画家などを経由して(立石春美の《早乙女》が素晴らしい!)、後半は佐賀大学の歴代教員の作品が並ぶのですが、その展示空間を抜けた最後のスペースはスタジオとして会期中日本画専攻生に解放しています。天井も高く、採光もいいので、とても気持ちいいです。ぼくもしばらくここで制作します。

またイベントとして、ワークショップには冨井大裕さんを招いて2010年より継続的に続けている「彫刻と絵画をめぐるワークショップ」(5/26)、ぼく個人で「他者の絵を模写する」。トークイベントでは三瀬夏之介さんとお話します(6/2)。その他にもイベントが多数予定されています。


佐賀の近代日本画
会期|2019年5月1日(水)~6月23日(日)  
会場|佐賀大学美術館 ギャラリー1、ギャラリー2、スタジオ、特別展示室
主催|佐賀大学美術館

「、譚」展の会場での公開制作

◎公開制作

小説家・古川日出男さんとの2人展のオープニングの前に公開制作を行いました。ぼくの視点からの簡単なレポートを。

濡れると見えなくなるほど薄い紙を貼り重ねて、文字の集積のみで絵画を制作しました。古川さんによって複数種類のペンで書かれた文字(今売り号の『すばる』掲載の小説「焚書都市譚」をライブで圧縮編集してリライトしたもの)を受け取り、裏に糊をぬり、貼り込むことを90分間続けました。
半透明でトロトロのデンプン糊のみをメディウムに、その糊の塗られた薄い紙は透けて文字だけが浮き上がり、支持体の上に透明のレイヤーを積層させました。糊と水分の重みで支持体が表面を保てず破れる手前で作業を終えました。乾燥とともに紙が乾いたテクスチャーを取り戻すと、ドロンと波打った紙はピンと伸びて、軽くなり、絵画としての平面性を獲得しました。




公開制作
3月23日(土)16:30 -
LOKO Gallery(代官山)





voca展 2019

◎展覧会情報

「VOCA展 2019」に新作を出品しました。
図録収録の神山亮子さんのテキストが明快にこの作品のことを解説していますので、実物とあわせてぜひ。書き出しの「近藤恵介の絵の前後左右上下が大事である。」が素晴らしいです。
柳沢秀行さんのテキストでは、この作品における、大画面絵画に対する代替可能性が示唆されていて、意外とその部分には意識的ではなかったので、なるほどなぁ、と。
作品は順路の一番最後にあるのですが、居心地のいい場所が他になかったのか、オチなのか、もしくは未来へのオープンエンディングなのか。



VOCA展 2019
20192019年3月14日(木) - 30(土)
上野の森美術館(東京)


2019年3月6日水曜日

水脈

◎展覧会情報

3/1より恵比寿のMA2ギャラリーではじまった展覧会に、小説家・古川日出男さんとの合作を中心に4点(過去作)を出品しています。


水脈/Water Venis
赤木明登 / 木下晋 / 具体派 / 袴田京太朗 / 今井俊満 / 近藤恵介・古川日出男
2019年3月1日(金) - 23日(土)
MA2 ギャラリー(恵比寿)
http://www.ma2gallery.com