2015年7月7日火曜日

で□と△が 木村彩子と近藤恵介

◎展覧会情報
7/9(木)から国分寺のギャラリーではじまる展覧会のお知らせです。
画家・木村彩子さんとの2人展です。

で□と△が 木村彩子と近藤恵介
会期|2015年7月9日(木)-7月25日(土) 火曜日・水曜日は休み
時間|11:30-18:30(最終日11:30-17:00)
会場|switch point




で□と△が 近藤恵介(木村彩子)

スイッチポイントで木村彩子と近藤恵介が2人展をする。
画家と画家による2人展で、2人の絵は違うところも似たところもあるし、関係あるようでないかもしれない。つまり、作品と作品の間に通常存在する一定の距離がある。そんな絵画と絵画がスイッチポイントという場所で、少しとけ合ったり、となり合ったり、いろいろな方法で関わろうとする。

ギャラリーに入ると白い壁が茶色の桟で区切られている。入ってすぐ右側の風景。壁にある桟には絵がひっついていて、そのぴったり左横には絵がかかっていて、その横にも少し間をあけて絵がある。この状況を少し簡略化して書いてみると、壁に桟と絵と絵と絵、もしくは、壁、桟、絵、絵、絵。もう少し自由に、桟をスラッシュに換えて、左右位置を正確に、壁、絵/絵/と絵。絵は四角のものは□に、三角に近いものは△にして、まだ描いていないものはどうなるかわからないから「絵」のままに、壁、□/△/と絵。読点が壁のシミに見えてきたり、接続助詞の「と」を言葉の意味を無視してほかの文字に置き換えてみたり、未制作の「絵」はこれまでに描いたことのないようなものに挑んだりする。

2015年6月2日