2012年9月13日木曜日

「中村正義から、つくる」 ワークショップのお知らせ


9月15日から川崎市市民ミュージアムにて始まる「中村正義の《顔》展」の関連イベントとして、「中村正義から、つくる」というタイトルのワークショップを開催します。彫刻家の冨井大裕さんと恊働で行います。

冨井さんとは「彫刻と絵画をめぐるワークショップ」というタイトルで2度ワークショップをご一緒した経緯があるのですが、今回はそれを下敷きにしながらも、中村正義の作品群を「みる」ことから制作をスタートさせようと思います。
 中村正義が平面で試みたことに物理的な幅を加えて立体化してみます。
先日、予備制作をしたのですが、とてもおもしろい作品ができそうです。

2日間で4時間のプログラムです。

美術館というみるための空間でつくります。ぜひ、ご参加ください。
制作された作品は会期中展示されます。



「中村正義の顔」展関連ワークショップ「中村正義から、つくる」

日本画という枠組みにこたわらず、接着剤や灰などを画材として用いた中村正義の活動を、現在活躍する美術作家たちによる新たな解釈を交えて体験します。
画家の近藤恵介が彩色を、彫刻家の冨井大裕が造形を担当し、参加者とともに大きな顔を共同制作し、完成した作品を展覧会会場に展示します。
中村の平面の世界を、立体の彫刻作品に再構築する試みは、中村の顔シリーズに見られる抽象的な表現の理解を深める助けになります。

日時:9月22日(土)、23日(日)14~16時
場所:川崎市市民ミュージアム1階 逍遥展示空間
対象:中学生以上(両日とも参加できる方)
定員:15名
講師:近藤恵介氏(画家)、冨井大裕氏(彫刻家)
参加費:1,000円(全2回)
申込方法:メールもしくはFAX。講座名、お名前、参加人数、年齢、住所、電話番号、FAX番号(FAXでお申込みの場合)を明記の上、「中村正義から、つくる」係宛までお申込みください。
Eメール edu@kawasaki-museum.jp
FAX 044-754-4533


展覧会及び関連イベントの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.kawasaki-museum.jp/display/exhibition/exhibition_de.php?id=233