・LOVE FM(福岡)「The TIMES」 9月12日(月)9時30分頃予定
現在開催中の展覧会「小さい良い絵画 須藤由希子|近藤恵介」について話しました。コーヒーグループの曲もかかります。
TOM Gさん、ありがとうございました。
2011年9月12日月曜日
2011年8月2日火曜日
「小さい良い絵画」 須藤由希子|近藤恵介

◎展覧会情報
この度、岡山のサテライトにて、画家・須藤由希子さんとの2人展を開催する運びとなりました。
新作7点に加え、須藤さんと共同で制作した作品も出品します。
また、本展にあたり、僕と須藤さんとがそれぞれテキストを書きました。展覧会と出品される作品のトーンが少しは伝わるかと思います。
近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
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小さい良い絵画
須藤由希子|近藤恵介
2011年8月13日(土)- 9月26日(月)
火曜定休 入場無料
オープニング・レセプション:2011年8月13日(土) 17-19時
会場:Satellite(岡山)
〒700-0026 岡山市北区奉還町2-8-17
tel:086-250-2550
web:www.satelliteee.com
企画:Satellite
協力:Gallery Countach、TAKE NINAGAWA
press release
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「小さい良い絵画」展によせて、もしくは須藤さんとのこと 近藤恵介
須藤由希子さんと一緒に展覧会をすることになり、実際にお会いしたり、メールでのやり取りを通して、どのような展覧会にするのかに関するお互いの考えを交換し合いました。画家の友人のなかでも須藤さんとは割合付き合いも長く(6年くらいになるでしょうか)、これまでにもグループ展でご一緒したりと縁を保ちつつこれまできました。ですが、お互いの制作に対する姿勢やそれに付随することに関してはほとんど話した事がなく、今回初めてゆっくりと話す機会に恵まれ、いろいろと知らなかったことを知ることができました。
作家の言葉を聞いた後に作品を観ると印象がガラリと変わる事がしばしばありますが、須藤さんの絵に関してはこれ迄の見え方とほぼ変わりないように思います。というとやや語弊があって、変わりないというより、ちょっと文章にするのが難しいのですが、位相が変化し見え方が一変するようなことはなく、見え方が少し広がった、という印象です。もう少し言葉を費やすならば、例えば絵画を観賞するときは絵の前に任意の距離を置いて立ちます、そのときに一歩前に出たり後退したり左右に動いてみると見え方が少しずつ変化しますが、その行動範囲が少し広くなった、というような変化の具合です。非常に抽象的な説明で申し訳ないのですが、この表現が最も僕の感じた感覚に近いのです。
須藤さん自身の作品に関する言及は作品の説明にはなっていなくて、絵を描いているときの時間や身体の感覚で言葉を選び、それが今は会話になっているのですが、それと同じような感覚でもって絵を描いているのではないかと感じました。その場では絵としては表出しないけれど、あたかも新作の絵を描いている行程に立ち会ったかのような実感を得たのです。作家から自作についての話を聞くと、どうしても作品の説明や解説になりがちなのですが、須藤さんの場合そのような方向へは話が向かないのです。そんな時間を過ごしていると、なぜか妙に清々しい気がしました。
会話やメールにしばしば出てくる言葉として「いい絵/よい絵」 (僕は「いい」須藤さんは「よい」)があり、まるで共通語のように話していたのですが、よくよく考えると齟齬があったのではないかと思います。「いい絵」という表現は随分曖昧で、とても解釈の幅の広い言葉です。「いい絵」に含まれるニュアンスは特別ポジティブでもネガティブでもなく、割と平坦であるからこそ、頻繁に使われるのかもしれません。実は何も言っていないに等しい状態というか、何も始まっていないゼロ地点というか。どれほど意識してかは分かりませんが、僕は以上のような意味合いで使用していたと思います。それに対して、須藤さんの「よい絵」には明らかにポジティブなニュアンスが含まれていました。「よい絵」と思える作品を観て、その価値を直感で判断して、それらの思いをとりあえず「よい」という言葉に封じ込め自作に響かせる。画家の態度として非常に正しいのです。須藤さんがそのようなことを考えていたかは別にして。
須藤さんと話していて沸いてきた感慨は、「いい絵/よい絵」というような曖昧な言葉をとりあえず信じてそれを目指して楽しく絵を描く、という割とシンプルな動機で制作を進めても大丈夫なのではないか、という思いでした。おそらく僕もそのようなことを考えたりしていて、須藤さんとの会話の中から出てきた言葉によってこれ迄考えていたことが整理され、そういうことだったのか、と気付くに至ったということだと思います。僕の考えていたことと須藤さんの考えていたことのある部分が溶け合ってその場の会話のトーンをつくった訳ですから、そんな感じの展覧会になるのではないかと想像しています。
これから僕と須藤さんは、生活の中から時間を捻出し、臆することなく絵を描き、絵を描く困難さを乗り越え、何とか展覧会に漕ぎ着ける、ということを先の2ヶ月間続けるのです。
'11.5.30
2011年5月3日火曜日
彫刻と絵画をめぐるワークショップ@東京都現代美術館、の結果
2011年4月29日金曜日
彫刻と絵画をめぐるワークショップ@東京都現代美術館
当初3月12日(土)に開催予定で東北関東大震災の影響を受け延期となっていた、冨井大裕さんとのワークショップ「彫刻と絵画をめぐるワークショップ」東京都現代美術館にて、が5月1日(日)に開催されることとなりました。
中止が非常に残念だったので、再度チャレンジ出来とても嬉しいです。どのような作品ができるのか、当日がとても楽しみです。
ご興味あるかたはぜひ。
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冨井大裕×近藤恵介
彫刻と絵画をめぐるワークショップ
5月1日(日)14:00~
会場:東京都現代美術館講堂
定員:30名(事前申込制) 参加無料
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「あっけない絵画、明快な彫刻」特設サイト開設のお知らせ
昨年12月にギャラリー・カウンタック清澄で開催された「あっけない絵画、明快な彫刻 近藤恵介|冨井大裕」展の内容をまとめた特設サイトがギャラリーのwebサイト内に開設されました。
内容は、本展に先立って執筆された近藤と冨井さんの2編のテキスト、展覧会を終えてから再度執筆された近藤と冨井さんの2編のテキスト、それに加え、いち観客として来廊いただいた成相肇氏(府中市美術館学芸員)による批評文、の計5編のテキストと記録写真で構成されています。
ひとつの展覧会の一部始終を様々な視点から実感いただけるかと思います。
多くの方に読んでいただければ幸いです。
「あっけない絵画、明快な彫刻 近藤恵介|冨井大裕」 特設サイト
2011年4月6日水曜日
「絵東方恐怖譚」展 初日公開制作



現在、ギャラリー・カウンタック清澄で開催中の展覧会「絵東方恐怖譚 近藤恵介|古川日出男」の初日におこなった公開制作には大変多くの方にお越しいただきました。ありがとうございます。約90分間の制作の成果は展覧会場に展示されています。
展覧会は4月16日までの開催です。
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公開制作の様子は以下に紹介されました。
・TRANSIT
・日経新聞(2011.4.4 朝刊)
2011年3月17日木曜日
「絵東方恐怖譚」展 会期変更のお知らせ


◎展覧会情報
東北地方太平洋沖地震による災害のお見舞いとお知らせ
この度は東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、 そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
この地震にともない、3月19日に予定しておりましたオープニングを3月26日に変更致しました。ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。
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絵東方恐怖譚
近藤恵介|古川日出男 展
2011 年3 月26 日(土)-4 月16 日(土)
13:00-19:00 日月祝休 入場無料
※オープニング・レセプション:2011 年3 月26 日(土) 18-20 時
[ 関連イベント]
26 日(土)のオープニング・レセプションにて、近藤恵介と古川日出男による公開制作が行われます。また、制作された作品は会期中展覧会場にて展示されます。
普段は公開されない作品の生まれる瞬間を目撃いただける貴重な機会となります。ご多忙中とは存じますが、是非ご参加ください。
会場:gallery countach 清澄
〒135-0023 東京都江東区平野2-16-8 動物医療サポートセンター4F
tel:03-6915-3888
web:http://gallery-countach.com
企画:ギャラリー・カウンタック
協力:美術手帖、川村麻純、かくたみほ
press release
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2011年3月15日火曜日
「絵東方恐怖譚」展 延期のお知らせ など
・3/11(金)に発生した地震にともない、「絵東方恐怖譚 近藤恵介|古川日出男」展の延期をいたします。めどがつき次第ギャラリー・カウンタックのホームページでお知らせいたします。
・東京都現代美術館の臨時休館に合わせて中止となった、3/12(土)の冨井大裕 / 近藤恵介のワークショップ「彫刻と絵画をめぐるワークショップ」ですが、参加を予定されていた方は今後の予定等に関しましては美術館にお問い合わせ下さい。再チェレンジ出来る日を心待ちにしています。
2011年3月7日月曜日
「絵東方恐怖譚」近藤恵介|古川日出男


◎展覧会情報
この度、ギャラリーカウンタック清澄にて、小説家・古川日出男さんとの2 人展を開催する運びとなりました。
本展は『美術手帖』4月号(3/17発売)掲載の「図説東方恐怖譚」(小説・古川日出男/絵・近藤恵介)とリンクした形態の展覧会です。誌上で展開されたコラボレーションを延長させ、展覧会という形式で誌面とは異なった表現を試みます。
本展では、誌面で発表された「図説東方恐怖譚」から「絵東方恐怖譚」へとタイトルを変え、ページをめくる体験から展示空間に足を運び空間で作品と対峙する、という体験に位相を変えます。
また、昨年の7月に開催された、僕と古川さんの参加する" the coffee group "のCD『ワンコインからワンドリップ』のリリースイベントの際に、衆人環視のなかで行われたパフォーマンスで制作された小説と絵「バカントの7月11日の静かな道程」を写真家・かくたみほさん協力のもとフォトブックに仕立て初公開します。
併せてご覧下さればと思います。
DMは戸塚泰雄さん(nu)のデザインです。
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絵東方恐怖譚
近藤恵介|古川日出男 展
2011 年3 月19 日(土)- 4 月9 日(土)
13:00-19:00 日月祝休 入場無料
オープニング・レセプション:2011 年3 月19 日(土) 18-20 時
[関連イベント]
19日(土)のオープニング・レセプションにて、近藤恵介と古川日出男による公開制作が行われます。
また、制作された作品は会期中展覧会場にて展示されます。
会場:gallery countach 清澄
〒135-0023 東京都江東区平野2-16-8 動物医療サポートセンター4F
tel:03-6915-3888
web:http://gallery-countach.com
企画:ギャラリー・カウンタック
協力:美術手帖、川村麻純、かくたみほ、
宣伝美術:戸塚泰雄
press release
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