2018年4月23日月曜日

「フルカワヒデオ、戯曲を読む!第三回「アルベール・カミュ『カリギュラ』を読む!」」の記録


今回は、映像作家の河合宏樹さんが加わりました。とはいっても、実は河合さんの存在(視線)は前回の『「近代能楽集」を読む!』にも記録映像の撮影者としてあって、それが舞台の「内側」に入ることは、まず最初の内と外の反転でした。この反転で「いま、ここ」が揺らぐのですが、その先は地と図、前と後、が混交するのと同時に、それぞれが併置されるようにも感じていました。感じていた、というのは、後半からは完全に舞台上で絵画制作をしていて、周りで何が起こっているのかはよく分からない状態でした。内側から全体は鳥瞰できない。

終演後の古川さんと企画者の佐々木敦さんの対話は、本編と侵食し合う関係になってきました。

次回は6月末を予定しています!