2018年4月23日月曜日

私的古川論「古川日出男が書く、いや描く、のか?」

◎寄稿

小説家・古川日出男さんに関する論考「古川日出男が書く、いや描く、のか?」を、古川さんの作家生活20周年記念の特設webサイト内「私的古川論」に寄稿しています。
ぼくとの合作を参照しつつ「書く」と「描く」を接近させながら、連載中の最新作「おおきな森」への展開を、「書き文字」を軸にして考えました。これまでになかった、ぼくにしか書けない古川論になっていると思います。
古川さんと知り合ってから10年が経って(本はもっと前から読んでいた)、さまざまな「現場」での濃厚な時間のことを、ようやく少しは還元できたかな、と。自分にとっても大切なテキストです。
この企画、これからもいろいろな人が寄稿するようです。

「古川日出男のむかしとミライ 」
特別寄稿「私的古川論」 第1回:近藤恵介(画家)

「卓上の絵画(春)」の会期

近藤恵介の「卓上の絵画」の春期は2018年4月を予定していましたが、少し延期をして6月29日(金)- 7月7日(土)となりました。
彫刻家の冨井大裕さんと一緒に作品をつくります。
会場はMA2ギャラリー(恵比寿)の全館(1-4階)を使用します。


 近藤恵介の「卓上の絵画」

*写真は冬展の様子

美術作品撮影 柳場大

いつも作品撮影をお願いしている柳場大さんがwebサイトを開設されました。
とても丁寧な撮影で、話し合いのなかでベストなバランスを探ってくださいます。

美術作品撮影 柳場大

「絵画の現在」展 記録写真

2018年1-2月に府中市美術館で開催された「絵画の現在」の記録写真です。木村彩子さんとの共作を出品しました。



展覧会データ:
絵画の現在
会期|2018年1月13日(土)-2月25日(日)
会場|府中市美術館

展示風景(撮影:柳場大)


なnD 6

◎雑誌掲載

「『卓上の絵画』の中間報告」と題した短い文章を寄せています。
雑誌の内容、展示の詳細はこちら↓
http://nununununu.net/info/20180320818



なnD 6
2018年4月10日発売 144頁 文庫サイズ 900円+税


「フルカワヒデオ、戯曲を読む!第三回「アルベール・カミュ『カリギュラ』を読む!」」の記録


今回は、映像作家の河合宏樹さんが加わりました。とはいっても、実は河合さんの存在(視線)は前回の『「近代能楽集」を読む!』にも記録映像の撮影者としてあって、それが舞台の「内側」に入ることは、まず最初の内と外の反転でした。この反転で「いま、ここ」が揺らぐのですが、その先は地と図、前と後、が混交するのと同時に、それぞれが併置されるようにも感じていました。感じていた、というのは、後半からは完全に舞台上で絵画制作をしていて、周りで何が起こっているのかはよく分からない状態でした。内側から全体は鳥瞰できない。

終演後の古川さんと企画者の佐々木敦さんの対話は、本編と侵食し合う関係になってきました。

次回は6月末を予定しています!



2018年3月23日金曜日

フルカワヒデオ、戯曲を読む!
第三回「アルベール・カミュ『カリギュラ』を読む!」

◎出演情報

前回に引き続き、小説家・古川日出男さんの朗読イベント、「フルカワヒデオ、戯曲を読む!」の第三回「アルベール・カミュ『カリギュラ』を読む!」に画家の立場で出演します。

3/24(土)18時から、三鷹SCOOLにて!

今回は映画監督/映像作家の河合宏樹さんも加わって、小説家、俳優、画家とさまざまな立場を背景にした人が重なりますが、それはジャンルの越境ではなくて、それぞれが各自バラバラに、そして舞台上のお互いの仕事を切断させ合うような関係なのです。だから、ぼくは前回もそうだったように、絵画を制作します。
古川さんが用意した「場」の上に、いくつもの要素が並置されて、その時空間でのみ立ちあがるものをぼくや、あなたは見ることになります。
もちろん演劇ではないので、再現性は低く、再演はないです。



フルカワヒデオ、戯曲を読む!
第三回「アルベール・カミュ『カリギュラ』を読む!」

出演:
古川日出男(小説家/the coffee group)
北村恵(女優/ワワフラミンゴ)
近藤恵介(画家/the coffee group)
河合宏樹(映画監督/PoolSideNagaya)

日程:3月24日(土)18:00開演
料金:予約2,500円 当日3,000円(+1ドリンクオーダー)
会場:SCOOL(三鷹)

予約や詳細はこちら

オスカー・ワイルド『サロメ』、三島由紀夫『近代能楽集』に続く、古川日出男さんの朗読イベント第三弾は、カミュの『カリギュラ』です。
古川さんいわく、今回は「複数の翻訳を朗読用に採用しつつ、かつ、存在していない「訳」を新たにその場にて現出・生成させることは可能か」を試みるとのこと。
出演者が更に増えているのも気になります!
過去回をご覧になった方はご承知と思いますが、これは単なる「朗読」とはまったく違います。
三たび繰り返しますが、これは文学的=演劇的な「事件」です。
お見逃しなく!