2018年2月3日土曜日

「引込線2017」カタログ

◎書籍情報

「引込線2017」のカタログが刊行されました。
参加作家20組のアーティストページと、執筆者16名の論考から構成されています。編集は櫻井拓さん、撮影は加藤健さん、デザインは森大志郎さんです。

ぼくのページは、カラーの記録写真と、モノクロの紙上作品《卓上の絵画(引込線2017|書籍
)》で構成されています。紙上作品は「卓上の絵画」シリーズとして、「引込線2017」の展示で使用した紙片(絵画)と、書籍用に制作した紙片(2009年の「清方ノスタルジー」展の印刷物の色校を支持体とした絵画)とを再構成しています。森大志郎さんとの共作と言えるようなものになっています。

現在、恵比寿のNADiff a/p/a/r/t、およびNADiffのオンラインショップで販売中です。
http://www.nadiff-online.com/?pid=127691436




埼玉県・所沢市にて2年に一度、主に所沢市在住の美術家が中心となり、作家たち自身が主体となり開催する展覧会〈引込線 2017〉公式カタログ。

発行年:2018
発行元:引込線実行委員会
仕様:A5版
頁数:495pages
言語:日本語
デザイン:森大志郎
撮影:加藤健
編集:櫻井拓
 
展覧会出品作家:
伊藤誠、うしお、遠藤利克、大久保あり、大野綾子、川村元紀、構想計画所、近藤恵介、末永史尚、高嶋晋一+中川周、寺内曜子、戸田祥子、冨井大裕、中野浩二、二藤建人、blanClass、水谷一、箕輪亜希子、村田峰紀、吉川陽一郎 

掲載論考タイトル一覧:
阿部真弓 「近代の跡地(3)」
荒川徹 「タ/ル/コ/フ/ス/キ/ー」
粟田大輔「瘡蓋的な顔」
池野絢子「Viewpoints of Points:「点展」について」
石川卓磨 「懐疑するイメージ」
勝俣涼「操作的フレーム――国吉康雄、ミルトン・エイヴリー、アドルフ・ゴットリーブ他から読む、アメリカ絵画の一筋」
柄沢祐輔 「『空間へ』再読―エリー・デューリングの「プロトタイプ論」の視点からみた磯崎新の「プロセス・プランニング論」」
木原進 「パサジェルカ―芸術を媒介にして世界を認識する」
中島水緒 「鏡の国のモランディ―1950年代以降の作品を「反転」の操作から読む」
林卓行 「〈技術的支持体〉としてのファッション Fashion System as“Technical Support”─「川久保玲とコムデギャルソン:あいだのわざ」展(メトロポリタン美術館、ニューヨーク、2017年)から考える」
松井勝正 「断絶と経験―いくつかの作品に関する印象批評」
峯村敏明 「三木富雄論 第五章[連載第6回]―<水平>の浮上」




2018年1月23日火曜日

近藤恵介の「卓上の絵画」 冬期

◎展覧会情報

近藤恵介の「卓上の絵画(冬)」
 
会期:2018年1月23日(火)ー27日(土) 
会場:MA2 Gallery(1階)
近藤恵介の「卓上の絵画」webサイト







「絵画の現在」展 府中市美術館

◎展覧会情報

府中市美術館で開催中の展覧会「絵画の現在」に木村彩子さんとの共作を出品しています。旧作(2015年)と新作を文字通り重ね合わせて展示しています。



展覧会情報:

絵画の現在
  
今井俊介/木村彩子(+近藤恵介)/近藤亜樹/白井美穂/諏訪未知/津上みゆき/福士朋子

会場:府中市美術館
会期:2018年1月13日(土曜日)から2月25日(日曜日)まで
休館日:2月12日をのぞく月曜日、2月13日(火曜日)
開館時間:午前10時から午後5時(入場は午後4時30分まで)

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/kaiganogenzai.html

2017年12月20日水曜日

「 フルカワヒデオ、戯曲を読む!第二回「三島由紀夫『近代能楽集』を読む!」」の成果物など



 フルカワヒデオ、戯曲を読む!第二回「三島由紀夫『近代能楽集』を読む!」にはとても多くの方にお越しいただきました。ありがとうございました。

「夢幻能」の構造を用いて、三島由紀夫『近代能楽集』の中から、「邯鄲」→「卒塔婆小町」と夢の中で見る夢の形で進行して、最後に「弱法師」へ、そして再び「邯鄲」へ戻るという流れを、古川さんの書き下ろしたテキストで包むという構成でした。
また、読まれた文庫本のページはその都度1ページずつ裂かれて、犬(北村恵さん)から画家(近藤)の作業台へと渡されました。最終的には、その古川さんの口を経た文字(本のページ)は画家の絵画的な作業を経て舞台内舞台(彼岸=あの世としての)となり、そこから「紙のゴースト」が現出するという最後でした。

第三回は3月を予定しています。



個人的な備忘録として、準備段階で書いたアイデアのメモを断片的に。

・古川さんの口を経た文字(本のページ)を集める、ただ画家であるので描く行為も必要だ、が、ゴーストは見えづらいものとして扱いたい。ページを集めることと、絵を描くことを同時に、つまり、地と図が混交してひっくり返るような制作の方法はないか。

・今回の画家の役割を彼岸と此岸を橋渡しするようなものだと考えるときに、ページとページを繋ぎ、大地(彼岸)を出現させる役割を担うものは何か、それは糊ではないか。しかし糊は絵具ではない。その絵具ではないものに絵具の機能を付与したらどうなるか?繋ぐ行為と描く行為が一体となり、舞台内舞台=規定材をつくるとこがそのまま絵を描くことにもなる。そうやって、言葉のような形のないものをひとところに集めて、留めて、それが彼岸にも絵画にもなる。

・具体的な方法としては、炊いた糊(生麩糊)に染料なり顔料なりの色を混ぜる。その色の付いた糊で、破られたページを方形に継いでゆく。

2017年10月18日水曜日

フルカワヒデオ、戯曲を読む!

◎出演情報
小説家・古川日出男さんの朗読イベント、「フルカワヒデオ、戯曲を読む!」の第二回「三島由紀夫『近代能楽集』を読む!」に画家の立場で出演します。
女優の北村恵さんとご一緒できることも嬉しい。
三鷹SCOOLにて。

 
フルカワヒデオ、戯曲を読む!
第二回「三島由紀夫『近代能楽集』を読む!」

出演:
古川日出男(小説家/the coffee group)
北村恵(女優/ワワフラミンゴ)
近藤恵介(画家/the coffee group)

日程:11月23日(木・祝)18:00開演
料金:予約2,000円 当日2,500円(+1ドリンクオーダー)
会場:SCOOL(三鷹)

予約や詳細はこちら

2017年9月3日日曜日

引込線2017 リファレンスルーム

◎引込線2017

開催中の引込線2017、本会場近くのサテライト会場での企画“リファレンスルーム”に、「卓上の絵画」展のリーフレットをつくっていただいた戸塚泰雄さん(nu)との2010年からの全仕事を展示しています。
こうやって並べてみると、戸塚さんにはずっと並走してもらっていたんだなぁ、と改めて思い知ります。
サテライト会場は9/1-3の3日間のみのオープン。

展示のために書いたテキストと資料のリストです↓



デザイナー・戸塚泰雄(nu)による、画家・近藤恵介に関する印刷物 2010-2017

「引込線 2017」に出品している「卓上の絵画」シリーズの展覧会リーフレットを制作いただいたデザイナーの戸塚泰雄さん(nu)とは、2010年にthe coffee groupというユニット(※近藤は画家として参加)のCD『ワンコインからワンドリップ』(HEADZ)のパッケージデザインをお願いしたときに出会って以来、画家とデザイナーという関係で会話を重ねて、いくつもの印刷物をつくってきました。その経緯はお互いの現在の仕事にも反響しています。
2010年からこれまでの間につくられた本、DM、リーフレットやCDなどの紙の印刷物を辿ることで、今回近藤が出品している紙の作品を見る際のガイドに、あるいはぼくの作品が戸塚さんの仕事を知るためのガイドになるのではないかと思います。
近藤個人の、というより、近藤と戸塚さんの制作の経緯をここリファレンスルームで紹介します。

近藤恵介



展覧会 DM/リーフレット
・「近藤恵介の「卓上の絵画」」MA2ギャラリー、2017-2018
・「ダンダンダン。タンタンタン。 近藤恵介・古川日出男」LOKOギャラリー、2016
・「あっけない絵画、明快な彫刻 近藤恵介・冨井大裕<再展示>」川崎市市民ミュージアム、2013
・「12ヶ月のための絵画」MA2ギャラリー、2013
・「覆東方恐怖譚 近藤恵介・古川日出男」代官山蔦屋書店、2012
・「東方恐怖譚 近藤恵介|古川日出男」ギャラリーカウンタック清澄、2011
・「あっけない絵画、明快な彫刻 近藤恵介・冨井大裕」ギャラリーカウンタック清澄、2010

書籍
・『パンの人 仕事と人生』フィルムアート社、2017
・『フライヤーのデザイン ー人を集めるチラシのアイデア』BNN新社、2016
・『12ヶ月のための絵画』HeHe、2014

逐次刊行物
・『なnD 5』冨井大裕+近藤恵介(対談)「刈り込まれた木」、2017.3
・『なnD 4』近藤恵介「表紙からp.6のための作品(服をぬいでイスにかける)」「『女たち三百人の裏切りの書』の装幀のための近藤版《源氏物語絵巻》「東屋(一)」のこと」、2016.3
・『なnD 3』近藤恵介「『12ヶ月のための絵画』は振り返らない」、2015.2
・『なnD 2』近藤恵介「12ヶ月|聖家族|オースター」、2014.2
・『なnD 1』近藤恵介「近藤恵介・冨井大裕 あっけない絵画、明快な彫刻〈再展示〉」、2013.4

CD
・the coffee group『ワンコインからワンドリップ』HEADZ、2010

2017年9月1日金曜日

引込線 2017

◎展覧会情報


「引込線 2017 」に参加します。
ステンレスのテーブルを7台使って「卓上の絵画」シリーズを展示します。
また、9月10日(日)には、冨井大裕さんと「彫刻と絵画をめぐるワークショップ」を開催します。



引込線 2017

展覧会
会期:2017年8月26日(土)―9月24日(日)
休場日:火曜・水曜

開場時間:10:00―17:00 展覧会場:旧所沢市立第2学校給食センター(埼玉県所沢市中富1862-1)
※本展会場は2階建ての廃工場です。床は段差や溝がありますので、くれぐれもご注意下さい。


参加美術作家:
伊藤誠、うしお、遠藤利克、大久保あり、大野綾子、川村元紀、構想計画所、近藤恵介、末永史尚、高嶋晋一+中川周、寺内曜子、戸田祥子、冨井大裕、中野浩二、二藤建人、blanClass、水谷一、箕輪亜希子、村田峰紀、吉川陽一郎(20名)


参加執筆者:
阿部真弓、荒川徹、粟田大輔、池野絢子、石川卓磨、上崎千、勝俣涼、柄沢祐輔、木原進、中尾拓哉、中島水緒、林卓行、前山裕司、松井勝正、峯村敏明、柳澤田実(16名) 



主催:引込線2017実行委員会