2015年12月6日日曜日

「で⬜︎と△が」展 記録写真


7月に開催した画家・木村彩子さんとの2人展の記録写真です。
自作と共同制作を中心に。

展覧会データ:
で□と△が 木村彩子と近藤恵介
会期|2015年7月9日(木)-7月25日(土)
時間|11:30-18:30(最終日11:30-17:00)
会場|switch point


撮影=柳場大




展示風景

木村彩子と近藤恵介 ⬜︎と⬜︎ 2015
板に綿布、油彩、岩絵具、水干、膠、墨、鳥の子紙、ボールペン、透明水彩
26.5×53cm
木村彩子と近藤恵介 レンギョウとユキヤナギと色面 2015
板に綿布、油彩、水干、膠、鳥の子紙 
26.5×32.5cm
木村彩子と近藤恵介 キンポウゲと色面 2015
パネルに綿布、油彩、水干、膠、鳥の子紙、ペン 
33.5×14cm
近藤恵介 私とその状況(で⬜︎と△が) 2015
岩絵具、水干、膠、墨、鳥の子紙、板、ボールペン、透明水彩
26.5×140cm
近藤恵介 線と線と線と線と 2015
板に綿布、油彩、板、紙、墨、万年筆、石
13×60.8cm 


2015年8月27日木曜日

「Book - chapter 2」@MA2 Gallery

◎展覧会情報 
9/4(金)から恵比寿のMA2ギャラリーではじまるグループ展「Book - chapter 2」に参加します。
小村雪岱が装幀を手掛けた泉鏡花の書籍『斧琴菊』を手がかりにした新作2点と、本をつかった過去作1点を出品しています。


Book - chapter 2
会期|2015年9月4日(金)-10月3日(土) 日・月・祝日は休み
時間|12:00-19:00
会場|MA2 Gallery

2015年7月7日火曜日

で□と△が 木村彩子と近藤恵介

◎展覧会情報
7/9(木)から国分寺のギャラリーではじまる展覧会のお知らせです。
画家・木村彩子さんとの2人展です。

で□と△が 木村彩子と近藤恵介
会期|2015年7月9日(木)-7月25日(土) 火曜日・水曜日は休み
時間|11:30-18:30(最終日11:30-17:00)
会場|switch point




で□と△が 近藤恵介(木村彩子)

スイッチポイントで木村彩子と近藤恵介が2人展をする。
画家と画家による2人展で、2人の絵は違うところも似たところもあるし、関係あるようでないかもしれない。つまり、作品と作品の間に通常存在する一定の距離がある。そんな絵画と絵画がスイッチポイントという場所で、少しとけ合ったり、となり合ったり、いろいろな方法で関わろうとする。

ギャラリーに入ると白い壁が茶色の桟で区切られている。入ってすぐ右側の風景。壁にある桟には絵がひっついていて、そのぴったり左横には絵がかかっていて、その横にも少し間をあけて絵がある。この状況を少し簡略化して書いてみると、壁に桟と絵と絵と絵、もしくは、壁、桟、絵、絵、絵。もう少し自由に、桟をスラッシュに換えて、左右位置を正確に、壁、絵/絵/と絵。絵は四角のものは□に、三角に近いものは△にして、まだ描いていないものはどうなるかわからないから「絵」のままに、壁、□/△/と絵。読点が壁のシミに見えてきたり、接続助詞の「と」を言葉の意味を無視してほかの文字に置き換えてみたり、未制作の「絵」はこれまでに描いたことのないようなものに挑んだりする。

2015年6月2日

2015年4月30日木曜日

『女たち三百人の裏切りの書』


4月28日(火)発売の小説家・古川日出男さんの新刊『女たち三百人の裏切りの書』(新潮社)の装幀画を描きました。
紫式部の怨霊が本ものの宇治十帖を語り出す、という古川版源氏物語に応答しての近藤版源氏物語絵巻です。〈東屋一〉の復元模写を軸にして、現状模写やこれまでの古川さんとの恊働制作の経緯を折り込みました。いくつものレイヤーを行き来する物語のように、絵画も複数のレイヤーを横断しています。また、絵の両端には、詞書として古川さんの原稿用紙から抜粋した文字が入っています。
絵が印刷されている帯ですが、ひらくと全面に展開します。折り方を変えて、いろいろな巻き方で楽しんでいただければと思います。
ぜひ実際に手に取ってご覧ください!


DIALOGUES展「はしのまち」 記録写真

日本橋NICAでの2人展の記録写真です。(撮影:磯野迪子)

展覧会データ:
DIALOGUES 第3回展「はしのまち」
2015年2月27日(金)-3月14日(土)
サム・ストッカー ×近藤恵介
NICA(Nihonbashi Institute of Contemporary Arts)







2015年2月26日木曜日

DIALOGUES展 – 第3回展「はしのまち」

今週末27日(金)から始まる展覧会のお知らせです。
日本橋に新しくできたアートセンターNICAでの2人展です。
国内外のアーティスト6名が3回連続で2人展をおこなうシリーズ展示の最終回です。
ぼくはロンドン出身のサム・ストッカーさんと展覧会をつくります。
まだまだどのような展示になるかわからないのですが、とにかく毎日制作をしています。ぜひ、お越しください!
28日には日本橋界隈を歩くイベントやクロストークも開催予定です。
キュレーターは嘉藤笑子(AAN)さん。
 
DIALOGUES展 – 第3回展「はしのまち」
サム・ストッカー(ロンドン / 東京)× 近藤恵介(東京)
2015年2月27日(金) – 3月14日(土)
会場|NICA:Nihonbashi Institute of Contemporary Arts
開館時間|11:00‐18:00
定休日|日曜日・月曜日・火曜日 (週休3日間)
入場料|500円(全展共通パスポート/期間中は再入場可)
展覧会ウェブサイト
★スペシャル・イベント「はしを探るアートのはなし」|2月28日(土) 14:30 – 18:00
日本橋は、その様相をさまざまに変えながら400年間という歴史を刻みながら近世と近代、そして現代までを繋ぐかけはしとなってきました。そこでメタ ファーとしての<橋>を探してみましょう。例えば浮世絵に描かれた「江戸百景」や「熈代勝覧」といった栄華を極めた時代や、明治以降の錦絵で描かれたモダ ンな街並みや情景を現代の街並みと重ね合わせて歩きましょう。その方法は、歴史家や専門家の知識や視点というよりアーティストやキュレーターが気になる <はし>を探していく作業になります。みなさんと一緒にそれぞれの気づきを共有しましょう。

【第1部】日本橋ウォーキング
時間|14:30-16:00
集合|「日本橋」麒麟の像の前(最寄駅:東西線日本橋駅、銀座線三越前駅)@14:30
※定員20名(まち歩きのみ)※事務局メール(info(at)a-a-n.org)まで申込ください。
※雨天決行(荒天中止)
※日本橋からNICAまで街歩きを実施。「はしのまち」鑑賞後にトーク会場へ。
ガイド|近藤恵介&サム・ストッカー、丹羽良徳(アーティスト)、スザンナ・ハートリッチ(アーティスト)、緒方恵一(NPOアートフル・アクション代表理事)、嘉藤笑子

【第2部】クロス・トーク
時間|16:00−18:00
会場|Creative Hub131 3階「社員食堂」
入場料|1,000円(ウォーキング参加費含む)、パスポート+ワンドリンク付
パネリスト|街歩きのガイド全員
※クロス・トークから参加可能、時間内に展覧会をご覧いただけます。

★クロージング・パーティ
2015年3月14日(土)18:00-20:00

会場|NICA:Nihonbashi Institute of Contemporary Arts
入場料|1,000円(パスポートのある方は500円)+ドリンク&フード付き

2015年2月24日火曜日

雑誌『なnD3』と展示「frames」


雑誌『なんとなく、クリティック』『nu』『DU』の編集者3人がつくった雑誌『なnD 3』に寄稿しています。
「『12ヶ月のための絵画』は振り返らない」というタイトルで、「12ヶ月のための絵画」を振り返ることを試みました。
詳細はこちら


また、刊行にあわせて西荻窪の雑貨屋兼ギャラリーFALLにて発売記念展「frames」が開催されています。ぼくは昨年のナディッフでの個展に際して制作した本の作品を出品しています。

「frames」
日時:2015年2月25(水)〜3月1日(日) 12:00〜20:00
場所:西荻窪 FALL




2015年1月1日木曜日

2015

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。