2013年3月18日月曜日

板と紙とケータイ電話

◎展覧会情報
恵比寿のMA2ギャラリーにて開催の2人展に参加します。 
僕は新作を6点と旧作を2点出品します。

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日本画の技法を使い、やまと絵にみられる吹抜屋台のような大胆な構図と、日常にあるモノを緻密な描写で並列させた絵を描く近藤恵介。線だけを使った 具象とも抽象ともつかない絵の制作を中心に、板と棒だけのインスタレーション、得体を隠すパフォーマンス等、幅広い活動をする平山昌尚。
研 究家肌の近藤の作品は現代の生活が絵巻物の中に記述されたようであり、飄々とした態度の平山の作品はまるで謎かけ問答で、禅画のようであると言えます。そ んな制作に対するアプローチ、作品の見え方の違う2人ですが、新しい道具や情報を制作に取り入れつつ、日本文化に根ざした形式や感性が脈々と伝えられてい ることがそれぞれの作品の中に感じられます。
近藤は通常の紙本彩色の絵画に加え板絵を制作、平山は珍しく大きなサイズの作品を加えて展示を構成します。

「板と紙とケータイ電話」展
アーティスト:近藤恵介/平山昌尚(ex-HIMAA)
会期:2013年3月16日(土) - 4月14日(日) ※月・火・祝 休
場所:MA2 Gallery

オープニング・レセプション: 3月16日(土) 17時〜

関連イベント:
ギャラリー落語
4月6日(土) 16時〜17時 / 15時半オープン
立川寸志 (2席)
¥500
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