2012年3月19日月曜日

「絵画のなかで/へ」展 オープン

◎展覧会情報


3月17日(土)より、恵比寿のMA2 Galleryにて、僕が企画する展覧会「絵画のなかで/へ」が始まりました。
出品作家には、伊庭靖子さん、渡辺泰子さん、僕、そしてやや特殊な形で小説家の古川日出男さんを迎えています。
伊庭さんには普段は発表しない水彩画を11点(中には風景を描いたものも)と版画に彩色を施した作品を出品いただきました。
渡辺さんには、ドローイング3点とフェルトを成形した作品を出品いただことに加え、展示作業の大部分を恊働でおこないました。僕が普段展示する際に意識している重力のようなものを渡辺さんの助力で垂直方向に少し浮かすことができました。僕が初めて渡辺さんの姿を見たのは作品の設置をしているところでした。
僕は新作絵画3点に加え、壁画を描いています。
そして、古川さんと僕による一年前に発表した作品群を、前回とは全く違った形で展示しています。会場内には本人が言うところの「ゴースト」のように古川さんが漂っています。

プレスリリース内に4つのテキストを書いていますので、こちらも併せてご覧いただければ幸いです。
また、オープニングでは特別何もしなかったのですが、クロージングの際には出品作家が会する機会を設けたいと思っています。
4月8日(日)までの開催となっていますので、是非お立ち寄りください。


写真は近藤の出品作品「私とその状況(絵画のなかで/へ)」の部分。