2018年9月24日月曜日

絵画の和文化

◎展覧会情報
 
非常勤講師をやっている、東京造形大学の校内にあるZOKEI GALLERYで、今日から開催の「絵画の和文化」にゲスト講師として参加しています。

表具がテーマだったので、絵画における基底材(やそれを支えるパネルなどの普段は隠される下部の構造)、それを保護/装飾する表装、そしてその作品自体を支える壁面など、イメージの周辺にある様々な要素を絵そのものが横断するような作品を出品しました。
2点のうち、ひとつは2016年に制作した作品(を再制作したもの)、もうひとつは同じく2016年に制作したものを基にした新作です。

同じ造形大の付属美術館(マンズー美術館)では、保井智貴さん企画の「志向と選択」展が開催されていますので、あわせてぜひ。



絵画の和文化
2017年度東京造形大学大学院プロジェクト科目「掛軸プロジェクト」成果展

会期:2018年9月15日(土)~9月27日(木)
休館:日曜・9月20日(木)・9月26日(水)
出品:高橋淑人、木下恵介、末永史尚、宮崎勇次郎、近藤恵介、阿部くらら、
井上健司、佐野笑子、張巧君、福井湧也、古木宏美

表具:石川徳和、久保田茜子、小宮山健夫、鈴木美緒、春原敏雄、平井敏、広川淳、室原麻衣、吉野茂義

協力:江戸表具研究会「表粋会」

昨年度大学院プロジェクト科目として、経師屋有志による江戸表具研究会「表粋会」が都内の美術大学と恊働して表具作品を制作する企画に参加した学生と教員、ゲスト講師によるグループ展です。

ZOKEIギャラリー