2017年9月3日日曜日

引込線2017 リファレンスルーム

◎引込線2017

開催中の引込線2017、本会場近くのサテライト会場での企画“リファレンスルーム”に、「卓上の絵画」展のリーフレットをつくっていただいた戸塚泰雄さん(nu)との2010年からの全仕事を展示しています。
こうやって並べてみると、戸塚さんにはずっと並走してもらっていたんだなぁ、と改めて思い知ります。
サテライト会場は9/1-3の3日間のみのオープン。

展示のために書いたテキストと資料のリストです↓



デザイナー・戸塚泰雄(nu)による、画家・近藤恵介に関する印刷物 2010-2017

「引込線 2017」に出品している「卓上の絵画」シリーズの展覧会リーフレットを制作いただいたデザイナーの戸塚泰雄さん(nu)とは、2010年にthe coffee groupというユニット(※近藤は画家として参加)のCD『ワンコインからワンドリップ』(HEADZ)のパッケージデザインをお願いしたときに出会って以来、画家とデザイナーという関係で会話を重ねて、いくつもの印刷物をつくってきました。その経緯はお互いの現在の仕事にも反響しています。
2010年からこれまでの間につくられた本、DM、リーフレットやCDなどの紙の印刷物を辿ることで、今回近藤が出品している紙の作品を見る際のガイドに、あるいはぼくの作品が戸塚さんの仕事を知るためのガイドになるのではないかと思います。
近藤個人の、というより、近藤と戸塚さんの制作の経緯をここリファレンスルームで紹介します。

近藤恵介



展覧会 DM/リーフレット
・「近藤恵介の「卓上の絵画」」MA2ギャラリー、2017-2018
・「ダンダンダン。タンタンタン。 近藤恵介・古川日出男」LOKOギャラリー、2016
・「あっけない絵画、明快な彫刻 近藤恵介・冨井大裕<再展示>」川崎市市民ミュージアム、2013
・「12ヶ月のための絵画」MA2ギャラリー、2013
・「覆東方恐怖譚 近藤恵介・古川日出男」代官山蔦屋書店、2012
・「東方恐怖譚 近藤恵介|古川日出男」ギャラリーカウンタック清澄、2011
・「あっけない絵画、明快な彫刻 近藤恵介・冨井大裕」ギャラリーカウンタック清澄、2010

書籍
・『パンの人 仕事と人生』フィルムアート社、2017
・『フライヤーのデザイン ー人を集めるチラシのアイデア』BNN新社、2016
・『12ヶ月のための絵画』HeHe、2014

逐次刊行物
・『なnD 5』冨井大裕+近藤恵介(対談)「刈り込まれた木」、2017.3
・『なnD 4』近藤恵介「表紙からp.6のための作品(服をぬいでイスにかける)」「『女たち三百人の裏切りの書』の装幀のための近藤版《源氏物語絵巻》「東屋(一)」のこと」、2016.3
・『なnD 3』近藤恵介「『12ヶ月のための絵画』は振り返らない」、2015.2
・『なnD 2』近藤恵介「12ヶ月|聖家族|オースター」、2014.2
・『なnD 1』近藤恵介「近藤恵介・冨井大裕 あっけない絵画、明快な彫刻〈再展示〉」、2013.4

CD
・the coffee group『ワンコインからワンドリップ』HEADZ、2010